友人キャラは大変ですか?4巻

友人キャラは大変ですか? 4 (ガガガ文庫)

 

 史上最高の友人キャラになるべく奮闘する友人Kの活躍も第4巻。

作中でも言われていますが、もう完全に主人公ですね。

 

今回はヒロインの一角であるヴァンパイア少女・エルミーラを中心にしたお話。帯やあらすじにある通り、子育て話でもあるのですがそこまでガチンコなわけではなく、あいかわらず小林一郎が友人キャラとして頑張ろうとするお話、なのかな?

なんかもう小林の考え方がだいぶ主人公へと流れてきていて、前作の佐々木さんのようなキャラも今回は出なかったせいで脇役としては一切輝いていなかった。本当にこいつは脇役に戻るつもりはあるのか? と説教をしたくなるほど主役のごとき活躍。

まず何か問題が起こった時に主役であるリューガに連絡せずに自分で直行してしまう時点でもう主人公体質になっちゃってますよね。敵側のキュウキからもう主役になっちゃえよ、とメタいこと言われてますし。

キョウキ自身も出てこなかったですし、今回も大きめのサイドストーリーといったところ。第3部長いなぁ。さすが第3部。むしろ1部と2部が短すぎたんだろう。これが正常なはず。

サイドストーリーなのでリューガの出番は少なく、三姫の出番が多かったかな。ちょっと優遇されすぎじゃないかな? と思うぐらいの出演。三姫が好きな人には面白かったと思うけど、個人的にはだいぶグレードダウンかな。ちょいちょいネタはあったけどどれも小ぶりで、やっぱり前回の佐々木さん並みがほしいところ。

友人キャラになろうと努力すればするほどドツボにはまっていくのが楽しいんですが今回は本当にそういうのがほとんどなかったのでね。

 

相変わらずラストに爆弾用意してますけど、5巻では大きく爆発してほしい限り。

不快な要素はないので読んでいて楽しいんですけど、このままだと小粒な感じに収まってしまいそうで、頑張ってほしいかなぁ。