であいもん3巻

 

 浅野りん先生が描く「京都×和菓子×家族」の物語。

3巻は一果の母親が登場です。

 

1巻につき、一つの季節が描かれる本作。3巻は秋の物語です。もうさすがというか、1話1話に人情というか、人の心があって、心があったかくなります。苦い部分もあるんですけど、物語全体を包む優しさが読んでいてほっこりします。

和菓子と人情の組み合わせは巧みですが、京都らしさは3巻ではなかったのが残念。2巻では京都の和菓子関連の神社などもあって土地柄が出ていたので、4巻では京都らしい風景や舞台が出てくれることに期待です。

お話作りが非常に上手なので、昨今のグルメ漫画とは一味も二味も違います。今後こういう物語もきちんと描けるグルメ漫画が生き残っていくんだろうなぁと思うとともに、このクラスのグルメ漫画が今後増えていってくれることに期待します。

非常に面白かった。