境界線上のホライゾン ガールズトーク 縁と花

 

 境界線上のホライゾンのサイドストーリー第3弾。

メアリのヒロイン力というか、魅力満載の一冊でした。

 

時系列的にはこれ、いつ回想しているんでしょうね? 戦闘のお泊まり会のときだから本能寺突入前くらいですかね。そこから第2巻と第3巻の間にあった出雲到着前のひと悶着を回想する話ですね。

サイドストーリーだから385ページと、このシリーズにしては薄いです。ただ、短いからでしょうか冒頭からの加速がフルスロットルすぎて、笑いが絶えない一冊でした。

いきなりメアリが臆病だと自己申告したら、臆病者の基準の話になって「告白前に一緒に風呂入ったりご家族の前でキスしたり戦艦ぶった切るのは臆病者のすること」と即効言われて、臆病者の基準って高いんだなーと爆笑しました。

 

あと何気に武蔵の部屋の広さが三畳から四畳と結構狭いんだなぁと。限られたスペースだからそうなるんでしょうけど、なかなか大変ですよねー。

それと今回は姿を見せなかった大久保嬢がすごく可愛かったです。ええ、貴重なメガネっ子ですからね。アデーレと大久保嬢の二強ですが、今回は大久保嬢が光っていました。そして大久保嬢が謀反を起こした原因が正純の過剰な仕事の振り方のせいなんだとなんか理解してしまいました。

そういえば、誾さんはアデーレのことを従士様と呼ぶんですね。二人の会話は結構貴重なような気がします。

 

さて、ここからネタバレ。

まさか武家諸法度がここで登場するとは思いませんでしたねぇ。でも考えてみれば、島原の乱とか先取り歴史再現をしていたのだからありなのですね。そして中学か高校以来ですよ、武家諸法度の中身を読んだのは。

あと今回の以心・崇伝はキャラ的にもビジュアル的にもいいですね。見下す感じというか、挑発的な表情や態度、言葉遣いが非常に素晴らしい。さすが元教皇といった感じ。

それらすべてもメアリの魅力の前には敵わないんですが。

自己紹介で「点蔵様の妻となります」と堂々と告げるメアリ様。さすがです。

それ以外はもう、読んで武蔵の面々と同じように放射線状に吹っ飛ばされてください、としか。やべーよ、メアリ様の破壊力やべーよ。第十一章辺りの破壊力がTKOレベルですよ。

 

今回はまさにメアリ回。彼女の物語でした。

この物語を挟んで、次は本編らしいのでいったいどんな物語が待っているのやら。

楽しみに待っていたいと思います。