天賀井さんは案外ふつう3巻

スパイラルの二人が送る日常系伝奇コメディ。

3巻にして多くの真実があかされるとともに、4巻で完結だそうです。

 

いやまぁ、このペースなら早期完結だとは思っていましたが、これはこれで他では味わえない独特のコメディ感があって面白かったので4巻で完結というのは残念ですねぇ。王道のようで一本ずれた感じがツボを突いてきて面白かったのですが。

3巻では蓬莱からの使者――リボンが猫耳に見えるあざとい美少女が大活躍し、10年前の撲殺事件の真相が判明します。天賀井さんはあんまり活躍しません。ちょいちょいツッコミを入れる程度。でも開幕1ページ目の「先生、なぜ夏休みが終わっているのでしょう」発言は最高にキレッキレでした。こんなこと言うヒロイン見たことない!

そして過去回想に入る直前に自分の出番がなくなるんじゃないか、とか心配するヒロイン見たことない!

そんな愛らしいヒロインを置いといて、かなり真相が明らかになります。

真木くんの正体とか、出生の秘密とか、撲殺事件の真相とか、蓬莱の世界の事情とか、次々と明らかになり、それがまた納得のいく理屈だから、えっこれコメディだよね? と3巻になって再びこの作品の方向性がよくわからなくなってしまいました。

まっ面白いからいいんですけど。

 

次の最終巻ではいったいどんなコメディドラマが描かれるか、楽しみです。