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姫さま狸の恋算用9巻(最終巻)

グランドタヌフィナーレ!

普通の男子高校生とメス狸の恋、無事に完結!

 

徳島舞台の狸恋愛物語。ついに完結しましたが巻数ではたったの9巻と思ったよりも短い。もっと長く感じました。2013年連載開始なので、約4年。意外と短い。それだけ物語がギュッと凝縮されていたということでしょう。

そんな本作もこの9巻でついに完結。狂気に染まり、暴走し続けたハノスケが素晴らしかった。これまであった色々なことの黒幕でもあり、同時に彼がどれだけ陸のことを思い、行動していたのか、孤独であったのかが良く描けていてよかったです。

キスで力の受け渡し、というのもお約束でしたが王道だからこそよかったですね。

一つ気になるのは、急に初代六右衛門が出てきたことぐらいでしょうか。唐突に出てきたので、その脈絡のない登場に混乱しました。

ラストは5年後に話を進めての結婚式。神社での結婚式で、参列者の大半が狸というすごい光景でしたがこの作品にはぴったりのラストですね。なにより、最後に「発情期きちゃった」というオチが素晴らしい。適度にエロ要素を入れていたこの作品らしい終わり方です。

徳島を舞台にした非常に良い作品。

残念なのは聖地巡礼マップが完結してから登場するという出遅れ感満載なところでしょうか。せめて、せめてもう少し早く6巻くらいで登場していたらマチアソビとかとコラボレーションできてもっと良かったのに。

 

マチアソビで徳島に行く機会がある人はぜひともこの本を読んで聖地巡礼をして、狸に思いをはせてみてください。この作品ほどしっかり徳島を描いている作品はなかなかないと思います。