読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

であいもん

 

 このタイトルだと、ばらかもん、を連想しますが全く関係ありません。

浅野りん先生の最新作! 面白かったです!!

 

個人的に浅野りん先生の作品の思い出はガンガン時代の「CHOKOビースト!!」と「PON!とキマイラ」なので、かなりお久しぶりな気分です。

タイトルの「であいもん」は京言葉で「であいもの」のことで、調べたら「同じ季節に出回る旬のもので、料理の材料として相性がよい食材。日本料理で使われる言葉。」だそうです。季節によって出す和菓子のことですね。あと主人公とヒロインの出会いもかけているのかな。

京都×和菓子×家族の組合せで、父と娘の絆とありますが、表紙の二人は親子ではありません。1巻の段階ではヒロインの一果はほとんどデレる様子はなく、まだまだこれからという状態。1話で即デレるのかと思ったので、その辺はさすがだなぁ、と。

また古風な感じですが、いたずら注文や女装男子、動画配信、とキャラ紹介回がかなり今どきなものを取り扱っており、それをうまく京都や和菓子、家族の問題と絡めているのはさすがベテラン作家といったところ。話の構成、組み立てが本当に上手なんですよね。どれかに偏りすぎず、大事な和菓子や家族、京都などの舞台要素を均等に生かしている。

そして冒頭で別れたと思った彼女が最終話で登場するサプライズ。また出てくるんだ、と素直に驚いた。2巻の予告を見ると、今後もレギュラー出演するみたいだし、主人公のラブコメ要素もいったいどうなるのか。

 

ベテラン作家が描く、京都×和菓子×家族の本作。上質な面白さです。