2016年上半期ランキング~コミック編~

不定期ながら、出しているランキング。2016年上半期で面白かったものをランキング形式でご紹介しまーす。基本、1~3巻以内の作品か、この半年間で完結した作品から選んでおります。

ランキングを先に作っていたら、予想外のところから面白い作品に出会ったので全13作品となりました。

あくまで僕が面白かったと思うものなので、一般受けとか気にしてません。後、大体ここで紹介してるのとかぶるのは、まぁ当然ですけどね。

◆第13位 蒼竜の側用人
蒼竜の側用人 (花とゆめCOMICS)

蒼竜の側用人 (花とゆめCOMICS)

 

 少女漫画は基本表紙買いなので、出会えない時は出会えない。

本作はその中で唯一出会えて、当たりだった作品。ヒロインが結構傷を負っていたり、相手側の竜が後半人化するかと思ったらしないし。意外性も含めて、質が高い。少女漫画らしくないけど、少女漫画だからこそ描けたともいえるし、面白いです。

◆第12位 のぼる小寺さん◆
のぼる小寺さん(2) (アフタヌーンKC)

のぼる小寺さん(2) (アフタヌーンKC)

 

 1巻はかなり癖がある作品でしたが、2巻はかなり全般的になりました。

ボルダリングを取り扱った作品で、読んでいると上りたくなります。決して甘くない、現実的でありながら過度の痛みを読者に与えもしない絶妙な距離感で描かれています。

◆第11位 天賀井さんは案外ふつう ◆

 城平京先生と水野英多先生が再びタッグを組んだ怪奇ミステリーコメディ。もうね、スパイラルを覚えている人ほどこの作品は楽しめる。なにしろあの城平先生なので、どういうどんでん返しを持ってくるのびくびくしながら読んでたら、マジでコメディで、騙してないのに、騙したな! と叫びたくなる作品。

◆第10位 結婚しても恋してる◆
結婚しても恋してる (1) (ジーンピクシブシリーズ)
 

 微笑ましい夫婦の物語。とにかくイチャイチャしているだけの微笑ましい物語なので、独身男性にはつらい。ああ、こういう結婚生活なら幸せなんだろうなぁと思う。

決して自慢になっておらず、全体的に優しく描かれているのは作画担当の力も大きいと思います。ただ、この手の作品は売れだすと方向性が自慢系とか、ずれた方向に行きやすいので2巻以降の評価がどうなるかは読んでみないとわからない。

◆第9位 現代魔女図鑑 ◆
現代魔女図鑑 5 (IDコミックス REXコミックス)

現代魔女図鑑 5 (IDコミックス REXコミックス)

 

 一つの街の大勢の魔女たちの群像劇。オムニバス形式で連載し、多数の魔女を出してきたが、あまりに多数なせいか急にどっと出てきて、いたっけ? と思っちゃうので、出来れば最終巻を読む前に1巻から読み直すのが望ましいです。

魔女を描いた作品としてはかなり異色で、それでいてオリジナリティがありました。特に戦争を描きながら、魔法を描いているのはうまいなぁ、と。

◆第8位 ボーイスカート◆
ボーイスカート 2 (ヤングジャンプコミックス)

ボーイスカート 2 (ヤングジャンプコミックス)

 

 まさかの完結。表紙の子が可愛いと思った人は買ってみてください。新しい扉が開けるかもしれません。この作品の最終話とプラナスガールの最終話、その二つを読み比べて楽しんでください。

◆第7位 おはようとかおやすみとか ◆
おはようとかおやすみとか 3 (ゼノンコミックス)

おはようとかおやすみとか 3 (ゼノンコミックス)

 

 独身男性の心を抉りまくっていく家族ストーリー。とにかく読んでいると、家族という存在が恋しくなる。両親と一緒に暮らしている人は親孝行がしたくなり、一人暮らしの人間は妙に部屋の広さを感じてしまう。

少しずつ変わっていく三人の関係が微笑ましく、描写や進行が丁寧なので、家族ストーリーとしてはかなりレベルの高い作品です。

◆第6位 やがて君になる ◆
やがて君になる (2) (電撃コミックスNEXT)
 

 甘くない百合。登場人物、特に主人公が一癖あって、素直じゃない作品です。

色々なところでプッシュされているので今さらですけど、まぁ普通に面白いんじゃないかと。ただ、これからどういう風にシリアス展開を続けていくかが問題でしょうね。

◆第5位 はるかなレシーブ◆
はるかなレシーブ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
 

ビーチバレー×百合、というどうして今までなかったんだろうという作品です。

たぶん、この半年の中で最も楽しく百合を楽しめる作品だったのではないでしょうか。またビーチバレーとしての要素もしっかりと描いており、なんちゃってにはなっておりません。

基本が水着なのでサービス要素も満点。将来的にアニメ化しないかなぁと期待してます。

◆第4位 魔女の心臓◆
魔女の心臓(8)(完) (ガンガンコミックスONLINE)
 

 完結巻。次元の魔女として旅を続けてきたミカの最後の物語。

まさか、まさかのループものだったという意外な結末を迎える本作。最後、ちょっとパラドックス要素とか残していますけど、この独特の世界観に適した綺麗な終わりだったと思います。

ハッピーエンドとはいいがたいが、トゥルーエンドはしっかり迎えたのではないでしょうか。

当サイトに検索で来られる方が結構多いです。

 

◆第3位 れんあいこわい◆
れんあいこわい (1) (REXコミックス)

れんあいこわい (1) (REXコミックス)

 

 ちょっと特殊な人たちが集まった恋愛?ストーリー。

共感したら負けのような気もするけど、共感してしまう! レンタルショップの造形は甘いけど、キャラの造形は天下一品。このコッテリとした濃い人たちの物語、面白いです。

◆第2位 私の少年◆
私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

 

 新シリーズ部門なら文句なしの1位。GAという思い出とシリーズ補正があるので、1位にはなりませんが、それでもランキング上位に入るくらい面白い。

とにかくストーリーや構成、伏線にキャラ、魅せる絵など面白い。主人公の30歳OLがしっかりと描けていて、丁寧だ。

最後に少年が名前を読んだシーン。よくある展開かもしれないが、それまで、1巻を使って丁寧に積み上げてきた先にあるので、来る。落ちる、と言ってもいい。

オネショタだからといって読まなかったらもったいない、そう言える一冊です。大絶賛です。

◆第1位 GA◆

 上半期1位はやはりGA最終巻ですね。10年の積み重ねの最後にふさわしい巻でしたし、同時にもっと彼女たちの日常を見ていたかったという思いにもかられる巻でした。

キャラが可愛かったこともありますけど、美術要素をしっかりと描き、四コマとして落ちを作り、1話としてストーリーを完成させ、同時にいつでも新規が入れる窓口の広さを保っていた。

まさに萌え系四コマの完成形の一つではないでしょうか。

画集の方も漫画がありますので、おススメします。

 

この半年で4つも作品が完結してしまい、新しいシリーズに手を出してはいますが、当たりはそれほど多くなかった印象です。特に結構買っている食べ物系の作品でランキング入りするような良作がなかったのは残念。コンビニで売っている食べ物系漫画雑誌のほうが質が高いから困る。

今後とも新シリーズに手を出して、面白い作品を発掘していきたいところ。