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境界線上のホライゾン 9【下】

 

 あれがああして、それがそうなって、ああいう風になったわけですね。

色々な意味で芯が大事なんだと思いました。

 

9の下、9という数字に合わせたのかページ数も990ページと太い。ホライゾンの場合、最初は座って読むんですけど、次第に寝転んで読むんですよね、重くて。

重いと言えば、今回は怪獣大決戦があったり、アデーレハンマーがアデーレ自動ハンマーになったり、柴田勝家がすごかったりと大きかったり、重かったりしたものの見せ場が多かったなぁと。

全体的に羽柴勢の戦闘シーンが多めで活躍した印象。まぁここで羽柴勢が強いということを示しておかないと武蔵勢との最終決戦がつまらなくなってしまいますからね。それでも、ここまで強くなったり、特色出たりしてくるとどういう相対になるんでしょうね? オーソドックスなら同系統同士の相対でしょうけど、佐々の相対がアデーレとメアリである時点で結構意外性がありましたし、この終盤でペルソナ君やネンジ、イトケン、御広敷が戦闘などで活躍するし、読めない。

あと、真面目に戦闘している羽柴勢に対して、武蔵勢はなんていうか、余裕あるなぁと。餃子のシーンは羽柴勢にしては珍しい共食いギャグでしたけど。そんな二組が戦った場合、どーなるんだろうなー? さすがに最終決戦だろうし。

 

そしてついに創生計画の真相とか、二境紋とかの謎が解き明かされましたね。織田信長とか羽柴秀吉とか、ほんとここまで引っ張ってきた謎が怒涛の勢いで開示されたわけで、それがラスボスに聞いて知るという斬新すぎる展開には、さすがだ、と。解き明かしてから行くんじゃねーのか―と。いやまぁ、あるけど、最後にラスボスがペラペラ語る作品。でも、それをわかってやっているのがすごい。

そして創生計画を止めるのはいいけど、ノープランというのがすごい。9巻だよね? もう終盤じゃないの? ここからプラン出来るの? とすごい不安になるけど、その不安をぶっ飛ばす展開が来るだろうし、それを楽しんでいくのがこの作品を楽しむスタイルだからいいのだと思う。

あとホライゾンの白と黒のタイトル画はつまりこういうことだったのかぁと。

このシリーズが始まった段階ですごい量の設定資料集を作者は用意したと聞きましたけど、この展開までやっぱり決めて書いていたんだろうなぁ。すげぇなぁ。

 

色々と判明して、同時に今後どーすんだよ、とも思わせられて。

でも、これだけの設定をまとめ切っている作者なら、きっとどうにかしてくれるだろうと思いながら次の巻を楽しみに待ちたいと思います。