俺を好きなのはお前だけかよ2

 

 1巻発売から2巻までの刊行スピードがかなり速い。

でも、安定の面白さです。このシリーズ、当たりじゃないですか。

 

電撃大賞受賞作の第二巻。刊行スピードが速いことはいいことです。しっかりとボリュームもあるし、第二巻もきちんと物語としては完結させつつ、第三巻へとつなげる話を最後に持ってきているのは良い形だと思います。

1巻を読んで2巻で期待していた天丼ネタは一応あったことはありましたけど、ワンポイントだけだったので、ちょっと物足りなかったかな。あの天丼技こそ一巻を光らせていたので、2巻ではそれがなくなり、普通のラブコメとなっていたのでちょっとパワーダウン。

その分、イラストレーターに本文で依頼するネタとかは斬新すぎて面白かったです。ただ、そういうメタ要素が苦手な方にはこの作品は合わないでしょうね。

 

ベンチ+決勝戦ネタは今後も続けてほしいところ。本作のラストで三巻のヒロイン予定の子が登場しましたけど、決勝戦がきっかけであることも明かされてますけど、それでもベンチでの告白ネタは持ってきてほしい。

そういうお約束をきっちり入れていかないとただのメタ要素がある、最後にどんでん返しがあるラブコメにおちてしまう。それはもったいない。

 

全体的にテンポよく物語が進むし、次がどうなるんだろう?という先を見せないワクワク感もある。メタ要素がちょっと多いが、寒いギャグやパロディは控えめなので、ほかのライトノベルよりかは受け付けやすいと思う。

2巻は1巻の面白さをうまく引き継いだと思いますが、絶賛するレベルには達していない。

次の三巻まで、評価は保留ってところでしょうか。

 

まぁでも、ラノベらしいラブコメなので、軽く楽しみたい人は手を出していいシリーズだと思います。