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ホーンテッド・キャンパス 春でおぼろで桜月

ライト文芸

 

 9巻まで続いているのにこの恋愛模様に間延び感を感じないのはなぜなんだ。

むしろもっと続いてほしいと思ってしまうのは、森司くんにかわいそうか。

 

そんな応援しているのかしていないのかよくわからない気持ちになってきたホーンテッド・キャンパスの最新刊。今回も非常に面白かったです。

第9弾は再び短編連作形式に戻り、少しずつ二人の仲が近づいていく様子が描かれています。今回は第1話からしてフルスロットルです。成人式で灘の窮地に駆けつける森司くんとかカッコいい。さすが王子様ですね。

逆に灘は花見で「あーん」が出来ずにいる姿とか、ヒロインですねー。

 

今回は途中から新入部員の話になりますが、ここが素晴らしい。まず最初に4名の部員が出てきて、読者に『こいつらは入部してほしくないなぁ』と思わせたところで、次の話で本命登場。

その本命が入部となるまでの過程が素晴らしい。四名の時は森司くんと灘の二人が将来、部の中心となっていく姿が描かれているし、本命の時は森司くんと新入部員との交流がしっかり描かれ、関係が出来てからの入部なのですんなり受け入れられる。

このライバルである小山内や板垣とも異なる形・関係なのがうまい。新キャラの存在は今後に関わる問題でしたからね。いい形での加入は本当にうれしいです。

 

次の巻は10月ということで、今回の引きが非常に気になる引きだったので楽しみで仕方ありません。