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勇者と魔王が電撃同盟!

ライトノベル

 

SHUFFLE!で有名なあごバリアがついにラノベデビュー!

『王道かつハッピーエンド』という作者の言葉通り、今のラノベの王道かつハッピーエンドでした。

 

勇者と魔王がお互いの側近にそれぞれ恋してしまい、同盟を組んで、世界を欺き、互いの恋愛に協力し合おうという話。

世界を欺き、同盟を組むのは「まおゆう魔王勇者」と同じ。ただあちらが技術革命に対して、こちらはドタバタラブコメをしているのみである。また、勇者モノや魔王モノは今のラノベの王道と言えば聞こえはいいが、意外性がないという欠点がある。

そしてイラストのイメージも合わさって、個人的には今一つ萌えなかった。

いや、わかる。この文章ならこの絵だというのもわかるんだけど、合っているんだけど、素晴らしいと思うんだけど、個人的にはこういう文章や展開なら、等身が高いイラストのほうが合っていると思う。要はギャップだ。

そのズレがあるからこそ、いいと思うんだけど。ここら辺は本当に個人の好みですね。

 

そういった一つ一つの要素が重なって、ラノベとしての完成度はとても高いけど、凡作に思えた。近年、ライトノベルは毎月100冊以上出ている。その中で、この作品を手に取る掴みのようなものが僕には感じられなかった。

MF文庫の作品らしい、と言えばらしい。

まおゆう系で王道ラブコメ(ハッピーエンド)を楽しみたい人には最適な一冊。

でも、それだけでは物足りないと思う人には厳しい一冊。

2巻以降、どういった要素がプラスされるのか、あるいはよりラブコメ要素が強化されるのか。

それ次第じゃないかなぁと思いました。