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天賀井さんは案外ふつう

 

 城平京水野英多のスパイラルの二人の最新作。

スパイラルを読んだ人ほど疑心暗鬼になってしまいます。

 

スパイラルのあのコンビの最新作ということで、今度はどんなミステリーが来るのかとドキドキしながら読み進めました。なにしろ、帯に書かれている『座敷牢』『撲殺事件』『10年前』『真相』『二匹の化物』などなど、かつてスパイラルを読んだ人なら疑心暗鬼になってしまうキーワードてんこ盛りです。

なので絶対に、本編を読む前に原作者のあとがきなどの後ろの部分は読まないでください。むしろ、本作が完結するまで読まないほうが面白いかもしれません。何しろ重大なネタバレが潜んでいるからです。

さて、そんな本編ですがヒロイン兼主人公の天賀井さんが非常に可愛い。メガネっ娘というだけで個人的にはポイントが高いのですが、明るく、天然でちょっとゆるい、非常に好感のもてる性格をしております。

そしてもう一人の主人公・真木くんも図太くてすっとぼけて、そのくせ無茶をする性格が好感が持てます。

とにかく1巻の中で驚かされることがいっぱいで、しかも一つ一つの出来事が予想外過ぎて面白いです。

物語のテンポが非常に良いので読んでいて楽しく、先が気になります。

 

スパイラルを読んだ人なら、ぜひ手に取るべき。全く話は違うけど、読んでなかった人の二倍は楽しめること請け合いです。