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始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇

ライトノベル

 

 これはラノベじゃなくて、王雀孫だ。

これが許されるのは王雀孫だけであり、これが書けるのも王雀孫だけだ。

 

1巻が「どうなるんだ? と思っているうちに、どうなったんだ? と終った」作品でしたが2巻は1巻で抗体が出来ていたおかげで困惑しなくて済んだ。

とにかく読み終わった後に色々と言いたいことが生まれる作品である。1巻同様にパロディネタや王雀孫作品のネタが出てきて、徐々にホーク成分が出てきつつ、ファルコン成分が見え隠れしつつ、LR2001がド直球で出てくるわで、面白い。もちろん、俺つば成分がわからなくても楽しめる。

1巻読んでいたので、2巻の展開にも不服はない。1巻よりはわかりやすく、伏線が大量に張られているのが読んでいて伝わってくる。

起承転結でいうなら、ようやく「起」を終えたところか。3巻でどれだけ伏線が回収されるか、それともさらに伏線を張ってくるのか、楽しみです。

 

あととりあえず、

223-224ページで笑わない読者はいないと思います。

 

1巻同様に物語としてはあまりに平坦なので一般的なラノベを期待してはいけません。

日常ものすら超えた作品です。ギャルゲーのノベライズ化に近い。しかも分冊+序章。

が、張り巡らされた伏線と思わしきワードを拾っていくごとに、その先に待つものへの期待感が膨らんで楽しみになっていきます。

そういう楽しみを味わいたい人はぜひ手に取ってみてください。

あっ、これ、王雀孫だって、思いますので。もしくは、これが王雀孫か、と思います。