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ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに

 

ホーンテッド・キャンパス  この子のななつのお祝いに (角川ホラー文庫)

ホーンテッド・キャンパス この子のななつのお祝いに (角川ホラー文庫)

 

 死者は出るが、なんと死人はゼロ! 『金田一少年の事件簿』なら今頃3人は死んでるとこ、なのに!!

映画化決定! シリーズ累計70万部!

 

さて、発売日に秋葉原歩いていたはずなのに見なかったのは、一般文庫だからかー。なので遅れての感想です。一週間以内だから早いほうですよね。

今回は初の長編。ミステリーのお約束、雪に閉ざされた寒村です。宿に閉じ込められたオカ研の面々はーーボードゲームやトランプ、漫画を読んで満喫していました。

さすがですね。作中でも藍さんが言いましたが「これ『金田一少年の事件簿』だったら、いまごろ三人は死んでるとこよね」と作中の人物が話すのがこの作品らしい。名探偵コナンでも三人は死んでるレベルですよね。

なのに、この作品では死者は出ますが、死人はゼロです! すごい!

オカ研の面々は特に事件にも巻き込まれずに過ごすわけですが、その周囲では徐々に状況が悪化していく。そしてトリックスターの言葉がきっかけでオカ研の面々が巻き込まれ、真実が明らかになっていく。

実に素晴らしい展開。とにかくオカ研の面々と周囲の状況の落差が大きい。この寒暖の差が物語を起伏に富んだものにしている。

また毎度おなじみ、森司くんとこよみちゃんのイチャイチャというか、森司くんのサービス過多というか、ご馳走様です。そして最後の森司くんのヘタレ具合が、いつこの二人が付き合うことになるのやら、と。

今回の話もですが、できればこよみちゃん視点で一巻からまた出てくれないかな。すごく読んでみたいと思ってしまった。

 

初長編ながら今後の展開への伏線も敷かれているみたいだし、今後が楽しみです。さすがに作者が色々と書いているので忙しいのか、続巻がいつ頃かは予告されなくなりましたね。

次が出るのは2016年だから、映画の公開と合わせるのかなぁ? 映画は中山優馬安井謙太郎のジャニーズとネット情報だと高橋メアリージュン島崎遥香が出るみたいなことが言われてますけど、はてさて。

個人的には、やっぱり櫻子さんが実写向きで、ホーンテッド・キャンパスはアニメ向きだと思うんですけど、逆のこの状況がどう本の売り上げに関わってくるのか。

どちらも書店では特集を組まれるので、どっちでもいいんですけどね。原作好きとしては。

 

映画化に不安のある人はカドカワから出ているコミックスの2巻を読みましょう。同じ展開で作ってくれているなら、たぶん、それなりの映画になると思います。