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花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理

 

花酔いロジック  坂月蝶子の謎と酔理 (角川文庫)

花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理 (角川文庫)

 

 日常の謎(推理物)としてはダメダメだけど、お話は面白い。

なんだろう。地の文がいいのか、テンポがいいのか、ノリがいいのか。酔ってしまったかな。

 

大学に入学した蝶子は、勘違いから<スイ研>――酔理研究会に入ることに。酒に酔えない蝶子だが、先輩・神酒島が読み解く謎の理(ことわり)は蝶子に心地よい酔いをもたらし……。モラトリアム系青春恋愛ミステリ!

というのがこの話だが、ミステリは添え物で、メインは蝶子と神酒島先輩の恋愛模様ですね。できれば、もうちょいお酒の薀蓄か種類を出してほしいところです。

大学生らしいバカらしさを出しつつ、モラトリアムゆえの葛藤も描き、ほんのちょっぴりミステリ要素も入れ、大部分は恋愛で占められている。

 

6月末にはもう二巻が発売されるらしいし、それ次第では今後とも押していく作品になるでしょうね。