ゼロから始める魔法の書-アクディオスの聖女(下)-

 

 2つ目から上下巻とは、電撃文庫も思い切ったものです。

最近では珍しくなったファンタジー。この優しくない感じがちょうどいい。

 

全巻からうまく続けての上下巻ですが、お話からして今後長く続けるのかな? ちょっとあからさまな延長策が出たので、きっと売れ行きが良かったのでしょう。

上巻は聖女との絡みでけっこうゆったりとしたテンポだったのに対して、下巻は早いテンポでお話が進みました。下巻で聖女の出番が思っていたほど多くなかったのが意外。もっとガンガンに絡んでくるかと思ったのですが。

あと旅の同行者が増えるのかなぁ、とも予想していたのでその予想が外れたのも意外。

 

そういった意外な展開に反して、ちょっと今後の続け方があからさまだったのは残念。上下巻なので無理につづける要素を出す必要もなかったと思いますが、難しいところですね。

お話自体は一巻目と同様に手堅い内容なので、1巻で気に入った方は購入して良いと思います。

ただ今後あからさまな長期展開があるようなら脱落しちゃうかもなー。