アルトレオの空賊姫 暁天の少女と世界の鍵

アルトレオの空賊姫 暁天の少女と世界の鍵 (一迅社文庫アイリス)

アルトレオの空賊姫 暁天の少女と世界の鍵 (一迅社文庫アイリス)

なんとなく手を出してみた少女小説。個人的にはちょい残念な出来だと思いました。
テーマはわかりやすいんですが、それ以外がいまひとつ。
 
この小説。実は主人公は女の子じゃなくて男の子だったんじゃないの?
時折、主人公の口調がボーイッシュになる。そのため、主人公が非常に掴みづらい。いっそのこと双子の弟の影響でボーイッシュな口調という設定を前面に出して、それで押し通してくれたほうがわかりやすい。
中途半端に女の子口調だったり、男の子口調だったり、よくわからない。記憶喪失設定はわかるがある程度軸を作って欲しいかな。
 
周囲にいるキャラクターもテンプレで収まっていて、個性が感じられない。掘り下げ不足。
世界観もよくわからないし、全体的に浅い。
物語の枠組みとかは面白いとは思うんだけど、もっとぎゅっと圧縮して密度の高い話にしてほしかったかな。