バカとテストと召喚獣9.5

バカとテストと召喚獣9.5 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣9.5 (ファミ通文庫)

ザ・ライトノベル。これ単体で読むよりも、先に一つ小説を読んだ後に読むとこの作品の軽い文章が存分に楽しめるはず。
それが正しい楽しみ方だと思うし、重苦しい展開はこの作品には似合わないと思う。
 
短編集だった本作。この中で一番の好みは『僕と土屋家と揺れない心』が一番よかったかな。
主人公たちの特性を生かしつつ、バカをやっている感がよく出ていた。
某ネタのオマージュなわけで、それはつまり某ネタがいかに優れているかがわかる。と同時に、それを文章に変換してもなお面白さを読者に与えれている作者は凄いと思う。
 
爆発的な面白さは薄いが、ここまで続いた本作らしい安定感は見事。
明久の鈍感ぶりが少なかったのも個人的に高評価をつける要因だったりします。