MiX!   オトメたちの饗宴!?

4巻になってようやく一つの巻における全体のバランスが整った気がします。
前半部分の新体操の大会部分が非常に面白かったです。個人的にこういう話とバランスを求めていました。
 
第四巻は女子新体操大会への出場枠をかけた男子のみの新体操大会が前半。後半はいつものドタバタ劇。
面白かったのは前半部分。新体操大会における新体操の描写の濃さが非常に満足のいくレベルでした。本書は全体的に軽めの文章で構成されており、一人称であることもあってスイスイと読めます。そんな本書に置いて新体操の演技部分は異様に密度が高いです。
非常に満足のいく内容で、この描写を一巻からしてくれれば素直にオススメできるのですが四巻にきてようやくであるところがオススメしにくくしてますね。
また描写を濃くしているため、逆に主人公の内情が薄れてしまっているのも減点部分。この辺りのバランスをさらに強化してもらえると今後も楽しめます。
 
作者にとっては非常にしんどい部分でしょうが、新体操を選んだ以上はその部分をもっともっと描いて欲しいです。
非常に次に期待が持てる本作。ここから覚醒するかどうか、はてさて。