茶柱倶楽部

茶柱倶楽部 1 (芳文社コミックス)

茶柱倶楽部 1 (芳文社コミックス)

10月に発売された本なのに、さりげなく平台で展開されていた。その意外性に驚き、見本の中を流し見て、一気に惹きつけられました。
そんな本書。ガッツリお茶の中身があり、読み応えがあります。
 
物語はお茶屋の娘である主人公・鈴が車で移動茶店を各地で開き、そこで出遭った人々にお茶を振舞うお話です。
第1話はまさに序章とも言うべき、家庭での美味しいお茶の淹れ方講座が主題となっている。そして第二話からは移動茶店として本格的な活動が始まり、そんな淹れ方があるのか、と驚かずにはいられないお茶の世界が始まります。
 
読んでいくうちにお茶を飲みたくなることはもちろん、それ以上にお茶というものがどういうものなのか考えさせられる。
本書内でも出てくる、「こだわらない人は――何でもいいからペットボトルより高い値段で飲もうとしない!」という言葉には思わず頷いてしまう。
また第七話では「美味しい」ということについて考えさせられる。
「美味しい」と思ったとき、何をどう感じたのか、改めて「味わう」ということを考えさせられた。
 
ぜひとも読んでもらいたい、とオススメしたくなった本書。
あなたも読んで、「お茶」と「味」について考えてみてください。