はるかかなたの年代記 2 荒ましき驃騎兵

ブコメ・ハーレム・オレツエーが増強された第二巻。バランスの取り方が非常に面白く、文章や表現に好感を持つ希有な作品。
1990年から2000年代によく見られた、熱さもあるファンタジー作品を彷彿とさせる良い作品です。
 
やはりこの作品の面白さは群を抜いている。主人公たちのオレツエーさえ気にならなければ手を出して損はしない。
今回は主人公のユウがハーレムを築くラブコメをしつつ、正ヒロイン・カティアが自らについて考え直し、一歩踏み出す話。
ユウのところでおきらくラブコメを展開し、カティアでシリアスを展開し、今回の敵キャラで物語を進めている。その物語の進め方がとてもバランスが取れていて、ニヤニヤしたり、真面目になったり、またニヤニヤしたり、真面目になったりとちょうどいい。
これで主人公が女の子にしか見えないユウでなかったら殺したいくらいのラブコメぶりです。
 
そして登場人物たちは揃いも揃って好感の持てる人物たちばかりです。今回の敵キャラも実に好感が持てる。
なので読後感が非常に心地よい。
 
とにかく気持ちのいい作品。この調子でぜひとも長期シリーズして欲しいです。