カナタに届け 沢金高校放送部

カナタに届け 沢金高校放送部 (一迅社文庫)

カナタに届け 沢金高校放送部 (一迅社文庫)

大きな展開はよくできた青春ドラマなのだけど、細部を突き詰めていくとつまらなくなっていく。
特に校内放送パートからドラマ作成パートへの移行の仕方が適当すぎる。個人的にはそこが一番気になった。
 
物語は放送部の部室が炎上し、廃部の危機に落入った放送部が本来の活動である「放送」を再開させ、自分たちの居場所を守るためにがんばるお話です。
細かい部分の荒さといまひとつな登場人物、物語の展開の大雑把さ。
総合得点をつけるなら45点くらい。どうせなら市立鋳銭司学園高校放送部くらい勢いで突き進んで欲しかったかも。あの作品もダメな部分は多かったのですが、勢いがあった。
この作品にはその勢いもないし、かといって放送部の蘊蓄も物足りない。
 
ヒメとトノみたいなニヤニヤ話に進むのか、放送部を通しての成長物語に進むのか。
はてさて。