ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)

そのタイトルからして凄いけど、ゲームクリエーター出身の人らしい話だと思います。
興味はあったけれど手を出すことがなかった本作。うん、面白かったです。
 
ふとしたことで手に入れたギャルゲェの世界と現実の世界。その二つが重なり合って起こす不協和音の中で主人公は誰もが聞きたくなる音楽を目指す物語、みたいな感じだろうか。
ゲームクリエーター出身の人だけあって、押さえている部分が的確。ギャルゲェをプレイした人なら「そうだよなぁ」と思うことがたくさんあるはず。
そして起伏が多く、終わりまでの持って生き方が見事だった。
 
ただ夢は夢として楽しみたい人には微妙かもね。個人的には物語は物語だから楽しめるので、こういう話は若干苦手。
面白いとは思いますけど、続巻のあらすじを読んで読み続けられるほどではない。
 
クオリティとしては結構高い部類の本書。
夢を現実に落としたとき、生じる様々な出来事にどう対応し、解決を探るか。
そういう話が読みたい人にはオススメします。個人的にはちょっと苦手な話でしたが、良い物だと思います。