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マリア様がみてる

映画

マリア様がみてる (コバルト文庫)

マリア様がみてる (コバルト文庫)

実写映画見てきました。この映画をみて僕は初めて演技の上手い・下手を理解できるようになったのかもしれません。
あと低予算映画は総じて照明が微妙な気がするのは僕だけですか?
 
マリア様がみてるは原作小説を基軸にアニメ・コミック・ドラマCDと様々なメディアミックスが行われ、このたび実写映画化。
ジョリー・ロジャーが制作・配給である時点で過度な期待は禁物というところ。
 
映画は1巻をほぼ原作どおりになぞっております。
その出来ですが、脚本や構成の仕方などに関しては原作をどう調理したとしてもこんなものだろう、とは思う。
マリア様がみてる、は今野緒雪先生の文章だからこその部分が大きいため、メディアミックス自体が難しいと思うので。
変な改悪などは特になく、低予算で出来る限り原作の雰囲気に近づけようと努力した部分は見受けられます。あくまで努力であって、おそらく映画を見に来るほどのマリみてファンを満足させられるほどではないです。
 
個人的に気になったのは照明の暗さと俳優の棒さ加減。
全体的に自然光を頼りにしているのか、そういう演出なのか全体として暗い。映画に求めている明るさより暗い。この辺り、演出なんでしょうかね?
照明は演出としても、俳優の大根役者ぶりは笑いが出るレベル。
 
特に初主演である福沢祐巳役の未来穂香の棒読みっぷりが酷い。冒頭でアニメ版の注意を出したのはどう考えても失敗。
声優によるメリハリのある声を聴けるアニメを冒頭で聞いてしまうと、よけいにその後の俳優陣の棒読みっぷりに笑いが込み上げてくる。
さらに小笠原祥子役の波瑠もかなり酷い。役を全然掴めていない。
低予算で撮影時間がなさ過ぎてまともな演技指導すらなかったのだろうか?
 
ちょい役で出てきた生徒(祐巳に祥子との関係を問いただす生徒)のがうまいとかドンだけ。
唯一、鳥居江利子役の秋山奈々だけが別格の上手さを発揮していた。すらすらと出てくる言葉、抑揚のある言葉、一瞬でレベルの違いを感じさせる。経験を積み重ねた演技だった。
 
いやはや、これから見る人は色々と覚悟しておくべきかと。
点数はつけられません。