[一迅社文庫]ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。

ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。 (一迅社文庫)

ある秋の卒業式と、あるいは空を見上げるアネモイと。 (一迅社文庫)

なんたる、戦略(タクティクス)!
この台詞だけでお金を払った甲斐があったというもの。無駄に語呂がいいというか、舌触りがいいというか、気に入ってしまいました。
 
そんな一迅社文庫創刊時に出て、その当時僕が絶讃した本が二年ぶりに登場。もう二年も経つんですね、前作の内容覚えていません。
なので、これから読む人は必ず前作を読んでから連続で読むことをオススメします。そうでないと本書の面白さが害なわれるかと。
本書を読む前に前作を読み返させるなんて、なんたる、戦略(タクティクス)!
 
お話は異なる舞台で前作の登場人物たちがちょっとだけ成長して、成長の過程で取り逃していたものを取り戻す話です。
ええ、まさか本当にマルチエンディングのようにヒロイン系キャラが増えるとは思っていませんでした。しかもエロゲーで王道の義理の姉妹で、しかも姉は弟の堕落推進計画派だなんて、前作とは異なる形で面白かったです。
 
もちろん、前作で登場したヒロイン・いちこやアネモイたちも登場します。
そして最後にはどんでん返しというか、そーくるんかい!? という驚愕の展開が待っているので最後まで楽しめます。
 
物語の要素である神道系の話もあり、今回は前作以上にスケールがビッグに、内容が混乱気味になっております。
でもまぁまずは続編の喜びと、前作の振り返りが必須かと。
なんとあざとい、なんたる、戦略(タクティクス)!
 
色々とありますが、個人的には非常にオススメの一作。ただし、前作の内容を覚えていれば、ですが。
なんたる、戦略(タクティクス)!
 
はてさて、問題は次がいつになるかですけどね。まさか、再び二年後!?
そして本作と前作をよませてからよませるつもり!?
なんたる、戦略(タクティクス)!