読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

百合アンソロジー ひらり、

ピュア百合アンソロジー ひらり、 Vol.1

ピュア百合アンソロジー ひらり、 Vol.1

正直、ここまでよい百合アンソロジーは久しぶりでした。他のアンソロジーが残念なクオリティなのに対して、本作は百合好きなら買って損はしないレベルの作品が揃っており、約1000円の本作を買って満足できる出来だと思います。
まぁ高いことには変わりませんが。
 
それでもこのクラスが維持できるのなら今後も購入を続けていってもいいかも。
『日向で咲いて』(仙石寛子)、『影慕い』(前田とも)、『檸檬の』(茉崎ミユキ)、『この街には人魚がいない』(未幡)の4つが特に良かった。
繊細な絵と繊細な話作り。ディープに落ちるわけでもなく、かといってギャグに走るわけでもない。その絶妙なラインで描かれる百合は大好きです。
『影慕い』(前田とも)がまさに個人的にツボな作品。
 
できれば、こういう繊細な話を多く収録したアンソロジーとして進んで欲しいかなぁ。あと絵のクオリティはこれ以上落とさないで欲しいかな。
上記の四名の作家に加えて、平尾アウリさんや祥寺はるかさん、柳原 望さん、水谷 悠珠さん、とか繊細な絵柄ばかりの作家さん集めて欲しいなぁ、という願望。
 
そんなこんなで、百合好きなら本書は大丈夫かと。他のアンソロジーとは頭一つ抜き出ています。