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僕らのミライへ逆回転

映画

自作小説の一つである『夏色組曲』の続編を書くための参考資料用として視聴した本作。予想通り、十二分に参考になるクオリティの作品でした。
 
舞台はさびれたレンタルビデオ店。しばらく留守にするオーナー(ダニー・グローヴァー)に店を任された店員マイク(モス・デフ)は、悪友のジェリー(ジャック・ブラック)に店内のビデオを台無しにされてしまう。そこにオーナーの知り合いの女性から、ビデオを借りにくるとの連絡が。弱った二人は、自分たちが出演・撮影して衣装や小道具も段ボールやアルミホイルなど身近なもので間に合わせた“超低予算リメイク”を製作。これが意外にも客に受けて、2人は次々に旧作映画のリメイクを撮影、店も行列ができるほど繁盛して……というお話。
 
ということで、見処は低予算リメイク場面です。というか、参考資料用に見ていたのでそこ以外注目していなかったのもありますが。
お話はコメディなのでご都合主義満載の展開にツッコミを入れるなんて野暮な真似はしない。単純に話の流れるまま楽しめば、十二分に楽しめる。
なにしろリメイク部分の発想が素晴らしすぎる。そういう撮影方法や小道具を用いればそう撮れるのかーとコメディなのに感心してしまった。
最後はその発想の集大成というべき映画作成で完結するわけだが、その発想もまた素晴らしい。
 
とにかくもう、色々と勉強になった。
なんでもこの作品によって造語「Sweded」が誕生するのだが、それがYoutube(特に米国)でブームになっている。つまるところ、映画同様に自分たちも低予算リメイクをして、動画をUPする行為だ。
しかし、それがニコニコ動画だと、まったくと言っていいほどないのが面白い。
大本になる本作を視聴している人が少ないことが原因なのかな? まぁそれ以外にも色々あるでしょうが。
 
映画好きや創作好きは見てみると吉だし、そういうのに興味がない人すら面白いと思えるはず。
コメディタッチのヒューマン映画だし。