マリア様がみてる

今すぐ一巻から読み直したいと思う気持ちでいっぱいです。ついにきてしまった終幕に、新年に読むのではなく、年末に読みたかったと思いました。
そんなマリア様がみてる最新刊「ハロー、グッバイ」です。
 
マリア様がみてる」と出会ったのは結構遅い方で、子羊たちの休暇が発売された辺りだったと思います。その頃はまだメディアミックスとかがされておらず、今ほど有名ではなかったと思うのですが(ブームの予兆があった頃?)、本屋で平積みされていたのを目に留めて、かなり勇気などを振り絞って購入したのを今でも覚えています。
ええ、本屋を出るときの「俺、一線越えた」と思ったのはあの時以外ありません。
そこから一巻を読んで大ハマリして一気に買い揃え、さらに友人や先輩たちに勧めまくって感染拡大侵食汚染とマリみてを広め、僕自身も百合色に染まっていったのでした。確実に人生を変えた一冊だと思います。
ツインシグナルの小説版で小説に目覚め、ブギーポップで覚醒し、ザ・サードと気象精霊記でライトノベルにどっぷりと浸かり、マリみてで百合色へと染まり、今は新たな出会いがなくて迷走している、といったところでしょうか。
 
本当に、マリみてとの出会いは強烈で、しかもタイミングよくブームが起きて、メディアミックス化やアニメ化も進み、色々な意味で凄かったです。
 
それが今、ここで一区切りついたということで哀しいやら寂しいやら、笑って「グッバイ」と言えそうな、言えなさそうな。
後半は段々と内容が薄くなってページ数も薄くなって初期の頃の濃さは楽しめなかったですけど、それはそれで楽しくて……でも、それももう終わりで……これから始まるアニメはどこまで描いてくれるのでしょうか。
 
と、自分語りが長くなってしまって申し訳ないです。
感想ですが、今回実は「卒業前小景」と連続して読破しました。薄いですからね、余裕です。
前三薔薇さま卒業式と比べると感動は薄味。まぁ、あちらはまだ終わらないという安心感や祐巳ちゃんの不安定さがあったりありましたが、こちらではもう納得の安心感というか積み上げてきたものが違うからハラハラドキドキはなく、ゆったりまったり楽しめました。
これで終わりだなんて物足りなくて仕方がない。もっと、もっと読みたいという気持ちが読破後に溢れてきて、あとがきにある温泉話とか外伝で読みたいです。そういうなんでもない話をちょろちょろと読みたいです。
 
終わってみて初めて、まだまだ終わって欲しくないのだと思いました。
それはマリみての世界が続くことではなくて、もっと祐巳ちゃんをみたいという気持ちです。
そんな気持ちにさせる本書。
とりあえず、もう一度最初から読み直すかな。アニメと漫画と小説とドラマCDのすべてを。