境界線上のホライゾン

川上稔新シリーズ第一巻の上下刊のうちの下巻を先日の連休に読破。世がふけた丑満時から読み始めて気づいたら朝になっていました。6時間くらいかかったのかな? いや、さすがに700ページはハリーポッター以来ですね。面白さは段違いでしたが。
まさか700ページで描いた日数が一日だけとは思いませんでしたよ。一番度肝を抜かれたのはそこですね。今までにも一日で一冊使った小説は読んできましたけれど、700ページを使った作品は初めてだと思います。
しかもその700ページの強弱が素晴らしい。論理的な話が続いたら急にバカが、戦闘シーンが続いたら急にバカが、クライマックスかと思ったら急にバカが、とにかく出てくるタイミングが美味しすぎる。
設定は覚えられませんでしたけれど、登場人物はほとんどわかりましたよ。
個人的には立花さんと三要さんの二人がお気に入り。あとハイディとか。相変わらず川上稔は男女愛を確定的に描きますね。また女の子がえらくイニシアチブを握っている形で。
で、男性陣のバカさも過去作品以上に際立っているというか、男のバカを描かせて、ここまで好感を持たせられるのはすごいというか。おっぱい触りすぎだろ、主人公。川上稔作品に共通していますけれど。
 
とにもかくにも、川上稔だからこそ描ける世界がここにあるというか、あの挿絵は誰がどう読んだってテンション上がるわ。
 
700ページという枚数だけでみると確かにふとましいのですが、そのふとましさが……大半会話なのでそんなにしんどくないんですよね。いい意味で息継ぎが出来る展開なので6時間ぶっ通しでも大丈夫。ただちょっと太いから読みづらい。

最後に、表紙のカバーをめくったら裏側にキャラクターの紹介があることはすでに周知の事実なんですよね?
いえ、今回久しぶりに読んだので知られているのかどうかよくわからなくて。