境界線上のホライゾン

 色々なところで言われているし、下巻発売される直前で今更感もあるのですが、これで川上稔作品をデビューできる中高生がいたらどうして手に取ったのか、そしてどこが面白いと思ったのか熱く語って欲しいと思います。
 そんなこんなで、くじびき勇者さまを読破しておきながら感想を書かず、マリみても放置して、終わりのクロニクルを一切読んだことがないのに、手を出しました境界線上のホライゾン
 川上稔作品は大学時代に先輩からいくつか借りて読んでいまして、漫画的なサンフランシスコ編だけは持っております。読破したのは、パリと大阪とデトロイト? 一応本棚には連射王がありますが未読。先輩は熱狂的なファンでしたが、僕はエロスと難解な用語の連発が合わなくてファンにはならなかったのですが、嫌いではないです。
 
 で、新シリーズということもあり、遊び半分で手を出したら昔とまったく変わっていなくて驚きました。全裸とかおっぱいとか中身のないバカ会話とか唐突なシリアスとか用語説明で埋まっているような気がしないでもない戦闘シーンとかそれはもう右から左に抜けていくように読み続けましたよ。
 結構言われていますが、その膨大な設定に関して言えばある程度流し読む程度に対応していれば問題ないと思います。結構何度も何度も説明してくれて、ああ読者がわかりづらいことを作者はきちんと理解しているんだな、と思います。人によってはうっとうしいと思うかもしれませんし、これを他の小説でやったら鬱陶しいんでしょうけど、この作品に限って言えばこのぐらいがちょうどいい。それくらい設定の量がすごい。
 
 独特な文章ではあるが、読ませる文章と展開があるから悔しい。
 とりあえず、がんばって読み続けたいと思います。中古で終わりのクロニクルがあったらそっちも読みたいんですけどね、ジェネシスシリーズの合間に。