黒水村

黒水村 (一迅社文庫)

黒水村 (一迅社文庫)

 一迅社文庫で唯一のホラー作品であり、読む前はゾクゾクと恐怖を感じさせた作品です。
 読み始めてから50ページくらいまでは、これから何かが起こるのではないかという恐怖感の煽りが楽しくて楽しくて、もうそれだけで十二分に楽しんでいたわけですが、事件勃発からそれ以降の展開はライトノベルということを意識したのか、ホラーとしては定番の展開に終わってしまったのが残念でした。
 どんでん返しもありますが、それほど驚かないというか疑問が解消されるのと対して変わらない程度なので、もしこれの続編が出たらある意味展開がかなりホラーになると思います。
 ライトノベルとホラーの組み合わせは珍しいと思うので、これからもがんばってこの道を切り開いて欲しいと思う反面、ラノベとホラーは合わないんじゃないかとも思うわけで、うーん。心理ホラーは合うのは知っているんですけどね。