零と羊飼い

零と羊飼い (一迅社文庫)

零と羊飼い (一迅社文庫)

 どう読んでもエロゲーです。本当にありがとうございました。
 あとがきを読んでも、それ用のシナリオを小説用にしたみたいですから間違いではないですが、ここまで典型的なものを持ってこられると言葉を失ってしまうというか、第二陣次第では、エロゲー風味の小説が一迅社文庫のレーベルカラーになりそうですよ?
 死神のキョウも同様ですが、この作品も前半と後半で作品のジャンルががらりと変わりますね。キョウよりは伏線も張っていますし、全体としての色もそこまで変化していませんが、起承転結の結部分は賛否両論になるかな? 個人的にはありだと思いますよ?
 伏線をしっかりと張っていましたし、挿絵などもうまく考えられて使われていると思います。
 ふたかたでキス以上はダメとかあとがきでありましたけど、思いっきりそれより先の行為を簡潔ですけれど書いているのですが、それはありなんですか。規定がよくわかりません。
 
 とりあえず、
 アネモイ>零と羊飼い≧死神のキョウ=死図眼のイタカ≧ふたかた
 ですかねー? アネモイが一番爽やかですっきりとしているので頭一つ脱けている印象があります。まぁ元から期待していたのもありますが。
 残りに関しては、作品としての質で比べる形になりますが、どれも似たような質なので難しいですね。
 あと二つありますが、ここにどう加わってくるのやら。