死神のキョウ

死神のキョウ (一迅社文庫)

死神のキョウ (一迅社文庫)

 エロゲーシナリオライターを多く起用しているせいか、どれを読んでもエロゲーのノベライズみたいな感じがするのは良いことなのか悪いことなのか。作品の質は高いだけに難しいところです。
 それは本作、死神のキョウにも言えることで、前半部分はどう考えてもエロゲーです。本当にもう、そのまま終わらせてしまえばよかったような気がしなくもないですが、後半部分で急展開を迎えます。
 その後半部分でかなり賛否両論というか、わかるんだけど納得行かない、と思う人が多そうです。というか、僕がそうでした。読み終わった後に思ったのは、もったいない、の一言につきました。
 これがシリーズなら余計にもったいない。一作だけなら不条理として割り切れますが、もし今後も続くようならこの方法はもったいなさすぎます。三、四作品後にあるならわかるんですけどねぇ。
 
 うーん、もったいない。