くじびき勇者さま 誰が大統領よ!?

 128ページの11行目で大笑しました。この文章を読めただけでこの本を買ってよかったと思いました。
 
 さて、そんな『くじびき勇者さま』の6冊目。購入、仕事の休憩時間に待ちきれなくてあとがきを読む、仕事後に読破とお決まりのパターンで堪能してきました。清水文化星野亮は僕のライトノベル暦で外せない二強だったりするのですが、まぁそれは閑話休題として、今回も今回で楽しませていただきました。
 編集者側の裏話を平然と暴露している辺り素敵です(現在のHJでくじびき勇者さまが失くなるとかなり痛いですしね。もちろん、まだまだくじびき勇者さまを楽しめるのですから編集側の下した判断は英断だと思います。僕的に)。だからこそ、好きなのですが。
 
 まず思ったのは、カラー挿絵の衝撃の絵よりも、お風呂の絵がないことに驚きを隠せないんですが。これで、1巻3巻6巻がお風呂シーン絵なし?。あっでも、1巻と3巻は一応白黒でもバスタオル姿のメイベルがいるから、今回が初? やっぱり引き伸ばしの影響なのかぁと思ったりする、変な着眼点の自分。
 それに代わる、素敵な挿絵(メイベルとナバルの絵など)はいっぱいありましたけどね。やっぱり脱ぎたがりのメイベル(え?)としては、この巻で脱がなかったのは何か……とかまぁアホな妄想をしました。
 
 今回のお話は、あとがきでフェレラが言うとおり『内戦が終わったら次は防衛戦争とは、南アルテースも忙しいところじゃな。』に尽きると思うのですが、いかがでしょうか? もちろん、そのなかでメイベルとナバルの関係も進展するのですが、まさか最後の巻は『誰が花○よ!?』だったりするのでしょうか。いえ、もちろん、それを期待しているのですが。
 相も変わらず、知識と解説のオンパレードで、よくここまで書きながらこのテンポと空気を保っているものだと感心します。物語を読みながら、何度地図を見直したことか。ここで出ている名前にはやっぱり何か元ネタというか原点があるのかな?
 話はいつも通りですし、空気もいつも通り、ここまで買った人なら絶対に満足のいく一冊だと思います。もしこの本を読んで、人の死について云々言う人がいたら、それは作品自体を理解していないんじゃないかな。まぁ、ばったばった人は影ながら死んでいるみたいですけど、そこで悲壮感を煽り出したらこの作品の空気が壊れますし。
 
 前回抑えられていたらぶ具合も今回はいっぱいありますし、部屋でにやにやしながら読みましょう。
 外で読むと変質者デス。
 
 あと、本に挟まっていたカード(?)のイラストがメイベルで、後ろに、
『メイベル、かわいいよメイベル』
 とあるのですが、これを書いた編集者・グッジョブ!