『ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド』

 まー何と言うか、いつも通りと言うか、何と言うか、ブギーポップシリーズを読むとほぼ毎回思うんだけど、これはやっぱり中高生の時代に読むと影響大だよなぁという、もう本当にそれこそ沈黙ピラミッドみたいなもので、でも新刊を読むたびにどうしようもなく思ってしまうんだよなぁ。
 他にも、これはどの時点での時系列だとか、思考の仕方が思いっきり影響されてるよ、おい、とか思っちゃうのも毎度のことで、つまり何が言いたいかというと、とても面白かったです、はい。
 
 ブギーポップ・クエスチョン。今回のお話はブギーポップ開始で言うところの一番最初の春休み。イマジネーターのところで、前巻のオルフェからだとかなり逆走している感じなんだけど、いつも通りなんつーか、読み手がたまに感じながらも流しているところを平然と書いてきて、人の心の隙間に入ってくるっつーか、さ。
 それこそ泡のように浮かび上がらせてくる。
 今回は特にその傾向が強かったように思う。本当にもう、懐かしいシーンやら懐かしいキャラやら、懐かしい部分やらとか言っていたら、もうあまりに懐かしすぎて記憶が曖昧で、それこそ本の内容から君の記憶はそれほどあいまいなのだよ、とか言われているみたいで、ね。
 終わりに向かうかと思えば全然終わる気配なんてない新刊出しちゃうし、嬉しいんだか時系列誰かまとめてくれよ、おい、とか思ったりもう楽しみまくりです。
 
 まぁなんだ。ブギーポップシリーズを読んでいる人ならまず問題なく今回も楽しめるってこと。
 それでまぁ、イマジネーターとか読んでいた頃を思い出そうとして、今ひとつ思い出せないことに愕然としようや、兄弟。
 そんな感じでしたぁ。