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CLANNAD

CLANNAD ~クラナド~ 通常版

CLANNAD ~クラナド~ 通常版

 現在、京都アニメーションで制作されており、好評放映中のCLANNADを本日ようやくクリアいたしました。何度もやるのが面倒だったので、攻略を実ながらやりましたけれど、それでも長かった印象を受けます。
 総プレイ時間は計算していませんが、だいたい周りが言うくらいの時間はかかっていたと思います。
 攻略の順番は、古河 渚⇒一ノ瀬 ことみ⇒藤林 椋⇒藤林 杏⇒柊 勝平⇒春原 芽衣⇒宮沢 有紀寧⇒伊吹 風子⇒坂上 智代⇒幸村 俊夫⇒アフターだったような気がします。なんか微妙に違うような気がしますけど、今ひとつよく覚えていません。一応、智代のコンボと草野球編はクリアしていますが、それ以外は手を出していないし、手を出す気もありません。(すみません、春原エンド目指します。
 
 総評としては、85点ぐらい? フェイトが90点で水夏が98点ならそれくらいの評価になりそう。理由としては沢山ありますけれど、会話中心で全体的に軽い印象があるのと途中から話が飛ぶ形で展開するのでどうしても話全体の重みにかけてしまいました。また、シナリオスキップ機能を何度も使うこととなったので、アフター3回めの一番大事な処がスキップできたせいでまったく重みなく終わった印象がありました。
 悪くはないと思います。話題になるだけのことはあると思いますし、Keyがどういう作品を作っており、どういうシナリオなのかもわかりました。
 
 全体的に面白かったですし、特に会話に関してはとても勉強になりました。岡崎と春原の掛け合いを筆頭にボケボケアホアホ会話が楽しく、魅力的だったと思います。ただ、岡崎春原ペアの掛け合いはちょっとくどい。学園編の大半を占めるだけでなく、各キャラパートに入っても同じことを繰り返されるとさすがに飽きてくる。
 また、そこが厚く描かれているのに対して、本来濃く描かれると思う各キャラパートが薄いのが残念。特に最後の締めが中途半端な飛び方なのが……。逆に各キャラパートに入るまでの複雑に絡み合った関係はすごいとしか言えない。あれだけ中央のルートをしっかりと描きながらも各キャラとの絡み方で話の展開が変化するのは脱帽。そのせいか、やはり各キャラパートの後半は力尽きているような印象を受けました。
 
 その証拠に、批評空間でも一番ストーリーとして厚みがあったと思われる「ことみ」編が人気ですしね。僕的にも「このみ」編は渚編の後だったので深みと面白さを感じました。逆に、坂上 智代編はつまらなかったというか、他と印象が違うというか、エロが強い。他があれだけキスで純愛描いていてこのストーリーをプレイすると違和感を覚えずにはいられません。
 あと薄くても卑怯だと思ったのは、幸村エンド。あれは卑怯だ。
 
 あとはまぁ、やっぱり長い。いつ終わるのかまったく見えないくせに、ラストが上記のような形だから少し拍子抜けする。前半に重きを置き過ぎたような気がしないでもない。これを初心者にオススメと批評空間で票を入れる人はある意味すごいと思う。こんな長い作品を他人に薦めるのはよほど感動しないと厳しい。
 もちろん、その長い話を飽きさせない為の春原やその他の笑いや演出にBGMなど色々と素敵な点は多いと思います。涙が出ることはありませんでしたけれど、様々な面で感動を味わうことが出来ました。
 それでも、僕はこれを他人に薦める気は起きないでしょう。これをプレイするぐらいなら、多少話の展開が急だろうと京アニのアニメを見た方が何倍も楽だと思います。
 
 とにもかくにも、キャラクターの描き方がうまいからそこは勉強材料としたいと思います。典型的といえばそうですが、それでも典型が魅力的なキャラになるのは描き方が秀逸だからですし、そこは見習う必要があります。
 
 
 色々とありますけれど、完全攻略したときに思ったのは、たった一つだけ
 
「こんな話がもっと世の中に増えたら、世界はもっと平和で幸せなものになる」
 
 そう、思いました。
 いつか、どこかで、こんな小説と出遇いたいと思います。あるいは、自分で描きたいです。