COYOTE RAGTIME SHOW

 近所のTSUTAYAで一日だけの半額レンタルをしていたので、ぶらぶ〜らしてみて借りた一本。
 かなり、表紙で損をしているが、内容に適しているためどうしようもない作品を手に取りました。
 制作はオシャレ系なアニメを量産し、エンディングはクレイアニメをするユーフォーテーブル。ここは作画のクオリティが高いわけではないし、シャフトのような前衛性があるわけでもなく、脚本と演出がオシャレ系なのが特徴だと思う製作会社です。
 そこの初オリジナルアニメがCOYOTE RAGTIME SHOWです。簡単に言うと、宇宙海賊が海賊王と呼ばれる友人の遺産を友人の娘と一緒に捜し求める作品。そこに警察やら同じく遺産を狙う敵やらが出てくるという、まぁあらすじだけ見ればかなり典型的な物語ですが、それを描けるのは従順にすごいなぁと思います。
 
 見処は『コヨーテ』と呼ばれる主人公たちの生き様かな。ウィキペディアを読んだら、なんだか色々あったみたいですけど、まぁそれなりに楽しめたから僕はどっちの路線でもいいんですけど。
 この作品、確かに面白いんですけど、微妙につまらなくもある。
 なにが? といえば、まずは人物の深み。どうにもキャラクターに深みが感じられない。作品を構成するパーツくらいにしかキャラクターが見えないのである。キャラクターよりストーリーあり気なのかな? それよりはキャラクターを掘り下げていく方が余程かっよく描けた気もしますが。
 個人的には銃に姉妹はそのキャラクター性とインパクトでは群を抜いていた。第一話で『数を揃えればいいってもんじゃない』は某十二人の妹へのお言葉ですか。ただ、やはりメインではないと誰が誰やらわからない。
 
 あと、迫力不足。第一話と二話の迫力に比べて三話以降はちょっと物足りなくもある。豪快な男を描くなら、もっと無駄な迫力を加えてほしかったかな。
 
 それでも及第点を与えられる出来なので、暇なとき、見るアニメがないときぐらい、見てみてはいかがですか?