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インシテミル

一般小説

インシテミル

インシテミル

 米澤穂信先生の新作『インシテミル』を読破しました。ちなみに読破したのは昨日です。これ、譲れない線。
 原稿用紙1000枚は伊達ではないというか、長かったです。何度一時間の経過を告げる鐘の音を聞いたことか。
 
 2時間ドラマか映画にありそうなミステリー作品、というのが僕の『インシテミル』の評価です。
 クローズドサークルに十戒、殺人道具にその他もろもろとまさにミステリー初心者のためにあるようで、それでいてその裏側を覗いてみると出るわ出るわの色々な部分、といった感じ?
 まぁ僕には死体が出た時点でショッキングでしたけれど(笑)。あと、アイルトン=セナを10代の読者はわかるのかなぁと思ってしまった僕はおじさんですか? いや、わかると思うんですよ? でも、でも、13年前ですよ? 18歳の読者なら当時5歳。わかるのかなぁ?
 思ったのはそんなところで、あとは普通のミステリーだったような。もちろん、色々と裏はありそうですけれど、なんていうか、今までの古典部や小市民とは毛色が違いますね。ミステリーとしての色が強い。
 
 個人的には面白さはそれほど、ででしたね。さよなら妖精とか古典部とかに比べれば下、でも悪いわけではない。そういう感じです。
 それでもしかし、面白いことは確かなので手を出してみてもいいんじゃないかな、と思います。