Allianzが思うヤンデレ

 今一番ブームの起こっているヤンデレ。今まで僕は自分の書いている小説やキャラクターのことをヤンデレだと思いましたけれど、邪悪ヒロインの説明を読んだ瞬間、僕の書いている小説のキャラクターたちは邪悪ヒロインになるなぁと思いました。
 

 邪悪ヒロインより〜
 関連するものとして「ヤンデレ」が挙げられるが、「ヤンデレ」は恋愛の結果、嫉妬の結果としての存在であるのに対し、邪悪ヒロインの場合は必ずしも恋愛が介在しないのが特徴と言える。
 恋愛が絡む場合においても、あくまでも冷静に相手の心を得るため策略を練るのが「邪悪ヒロイン」、嫉妬に狂う余り見境がなくなるものが「ヤンデレ」と言えるであろう。
 しかし「ヤンデレ」と邪悪ヒロインの支持層はかなりの割合で重複しており、邪悪ヒロインの例として上げられるキャラクターの中には「ヤンデレ」として取り上げれている者も数多く、明確な区別はつけられないという面もある。

 
 で、僕の中で今までヤンデレの代名詞であったというか、黒化ヒロインの代表はこの邪悪ヒロインに含まれている京谷透子(水夏)なんですよね。
 水夏をやったことがある人ならわかると思うんですけれど、彼女のストーリーはあらゆる意味ですごい。ネタバレになるかもしれませんが、確かに彼女は相手の心を得るために策略を練ります。ただ策略を練るだけならば、僕は彼女を邪悪ヒロインとして分類してもいいと思っています。でも、
 

「……私にはあなただけ。でも、あなたは……」

求めて止まない対象──主人公。
そして、安心。確信。
自分が愛されている。
そんな安心と確信を、常に求めています。

──君は、君以外の人間を、僕の心に許さないのだろう?

 
 公式のこの文の時点で彼女の精神がすでに常軌を逸しているのがわかります。なにしろ、主人公は自分だけしか見てはいけない、という考えの持ち主なのですから。
 そんな彼女が自分だけを見るように主人公に対して策略を練り、それに成功して主人公の心を自分にだけ向ける、二人だけの完結した世界を作り上げようとする。これって、知的なヤンデレじゃないですか? 冷静なようでいて根本のところで病んでいる。こういうヤンデレが大好きです。
 狂ったあまり虐殺なんて美しくない。知的に、優雅に、しかし根本のところで狂っている。本当のヤンデレを体感したいなら、僕は絶対に「水夏」を推薦します。