メモリ増設

 ひゃっほい、ゲームを快適にするためにメモリを増設いたしましたよ。
 でも、グラフィックボードがしょぼいせいで3Dゲームができません。意味ねぇ。


 さて、ANGEL TYPEがコンプされました。
 で、感想ですが……短いというより描けていない。
 触れ合いが足りないから感情が盛り上がらず、また省略されている部分が多すぎるため、駆け足に感じました。
 まぁ販売まで色々ありましたし、たぶん作家も途中で萎えたか、急かされたんでしょうね。
 それでも描こうとした世界観は嫌いではありません。全体としてみれば、60点は上げられるストーリーです。もし、ラノベとして出たら30点ですが。
 
 最大の問題は日付を曖昧にしたこと。時間の経過、それをあえて描かなかったことが逆に唐突感を招いていて読者を混乱させることになっています。つまり、Aということが起こって、Bということが起きるまでの間、その期間が余りに曖昧で、しかも、その間にヒロインと何らかの交流を深めている。
 これはダメでしょ? 読者はその思い出がないわけですから、補完しようがない。一応別ルートに行けば補完できるみたいですが、それじゃ、一つのルートをクリアしたときの感動がない。
 またCGをうまく使えていない。せっかく特徴的な素晴らしい絵があるというのに、それをうまくイベントとして生かせていないのが痛い。
 未優だとデモにある犬、詩希だとデモの猫皿、砂緒だとデモの海岸、すべてデモで使われた絵が印象的に描けていない。デモで出されているからこそ、その絵は他よりもさらに丁寧に使わないといけないのに、それに失敗しているのは痛い。
 
 イベント以外では、エロシーンへの繋ぎが悪すぎる。一番盛り上がるシーンからそのまま繋げるのは別にかまいませんけど(個人的には最悪だけど)、結び方が雑。取って付けたような形はあまりに変。
 
 ストーリーで一番気に入ったのは、従姉弟ルート。別名裏ルート。これが一番よかった。
 短いながらも内容の濃さが感じられ、肉があるような気がした。キャラもよかったしね。
 
 イラストに関しては、もうすべてが満足。エロシーンでバックが多かったのが笑いでした。すげぇな、童貞。
 でも、壁紙は作り難そうだなぁという印象と。旧デモで使われていたイラストがお蔵入りしたのはショック。おまけが素晴らしすぎた。ある意味でですが。
 
 音楽に関しては大満足。文句の付け所がありません。むしろ、その音楽すらゲームでうまく演出できていなかったのが哀しい。
 けっこう、無音の時間が多かったですよ? もうちょっと音を入れてもいいと思いました。
 
 声優に関しては、微妙。なんかイメージが違う。あと、これはうまいのかな? と声優さんの実力とか詳しくない僕が疑問に思いました。
 
 最後に、全体としては、まぁ2000円ならちょうどいいかと。それぐらいの作品。
 音楽CDが付属であるんですけど、それだけで満足じゃね?
 
 まぁ、そんな感じです。誰かにお勧めはしませんけど、デモと箱のイラストだけは一見の価値があると思います。あと、サウンドは聴き応えがあります。
 そういう作品でした。
 
 そんなこんなで、眠いです。

ANGEL TYPEのお気に入りを少しだけおいときます。これは自分なりに変えて流用したいと思った部分です。
「あ、忘れてた」
「ん? なんか忘れ物でもしたのか?」
「うん――」
 それはどういう――と、僕が言いかけた時、その声を発する器官は彼女の唇によって塞がれた。
「ん――」
 僕は硬直し、ただ彼女の閉じられた瞳を間近で見つめることしか出来なかった。
 それは何分、いや多分数秒の出来事だったのだろうが、僕には恐ろしく長い数秒間の出来事のように感じた。
 彼女が唇を離すと、吐息が顔に掛かった。
 その呼吸はさっきのガムの匂いもしたが、それ以上に彼女の匂いが頭の中に残った。
 そして彼女は小悪魔のような笑みを浮かべ、今あったことは全て幻だったかのように、いつものような口調で僕に言った。
「鈍くて馬鹿な人には、これくらいしないとわからないってこと、忘れてたわ」
 
「馬鹿……そこまで言ったのなら素直に好きって言ってくれてもいいのに……」
 
「正直……私は嫌われてもよかったんだ」
「私は尚以上にエゴイストで八方美人で、そしてとんでもないおひとよしだもの」
 
 わかったことだが、彼女は不意の出来事に弱い。
 
「私は余計なお世話が大好きなの」
 
 これ、全部従姉弟の台詞です。従姉弟のお姉さん、サイコー! ツンデレ、書きたくなったじゃないですか。