俺を好きなのはお前だけかよ6巻

 

俺を好きなのはお前だけかよ(6) (電撃文庫)

俺を好きなのはお前だけかよ(6) (電撃文庫)

 

表紙の水着でその姿勢は反則だと思います。

冒頭からしてこの作者凄いな。

 

あとがきでもありますけど、右から読んでも左から読んでも読めるというネタに凄い時間がかかったそうで、そりゃ時間かかるだろ、と。かなり手間がかかっているのがわかります。お疲れ様です。面白かったです。

実はこの作品と、通常攻撃~と、友人キャラは一日で一気に読んだのですが、面白さの順位で言えば俺を好き~>友人キャラ>通常攻撃~、でした。笑いのセンスがこの作品が一番高かった。それは冒頭のこだわりもだし、随所に出てくるメタネタやパロディ、展開的な面白さやキャラの生かし方、そして天丼として優秀な装置と化したベンチ。お色気ネタも水着に浴衣、バニーにお着替えに各ヒロインとのデートなど挿絵も含めて完璧な布陣。隙のない構成でした。

特にいつものメタネタであるイラストレーター=神への願いが今回はコメディギャグとして生かされていたのはよかったですね。それでいて挿絵が多く、バニーや浴衣などもあって、ブリキ神の頑張りがすごい。サザンカの浴衣絵は特に素晴らしい。

 

ただメタネタで、ジャンプ+の宣伝があったのはさすがにやりすぎ。コミカライズまでのフォローはちょっと引きました。

 

今回は特正とたんぽぽ回であり、各ヒロインの個別イベント。まさかベンチと特異点が登場するのは予想外だったので面白かったです。そして、次回への強烈な引きとともに、なんか北海道に行った幼馴染とか、中学時代の友人とか、色々と伏線を引いておりました。

あとこれ、夏休み編といいつつ、甲子園がまだだから夏休み編前半ですよね。で、次回が後編かな。2学期編は八巻からかなぁ。

6巻まで来て、グダッたり、面白さが下降しないあたり、さすが。

今後どういう展開でどう決着をつけていくのか、楽しみです。

友人キャラは大変ですか?3巻

 

友人キャラは大変ですか? 3 (ガガガ文庫 た 7-3)

友人キャラは大変ですか? 3 (ガガガ文庫 た 7-3)

 

 この作品と「通常攻撃が~」の刊行スピードが同じなんですが。

メタ発言が多いけど、ノリと展開は面白い。

 

3巻はヒロイン勢の1人・蒼ヶ崎怜の結婚話が持ち上がって、それを破談にさせる物語。サブストーリーといえばサブストーリーだけど、第三部に繋がる大事な幕間といった感じの話でした。

この作品は主人公が助演キャラを目指すゆえに、視点がメタ的でこちらが思ったことを上回る勢いでフォローしていくのでそれが非常に心地よく、またラストの展開ではその主人公の思惑を超えて物語が展開し、収束していくのが面白い。

唯一この作品で個人的にどうかなーと思うのは、トウテツの存在。主人公と全く同じ外見とはいえ、ヒロインたちが主人公と勘違いする展開はあまり読んでいて面白い部分ではない。実は双子キャラで知らずに、と同じ展開なんでしょうけど。結構トウテツ君は主人公・小林一郎とキャラ造形が違うように感じるので、違和感とか感じようよ、とは思う。そこら辺、何かしら今後フォローが欲しいところ。

ヒロインが真面目な話をしているときに鼻くそほじくるようなキャラとして見られているの? 小林一郎は、と思う。そうなるとヒロインもだし、小林一郎の評価も下がるんですよねー。一応、同じ姿形をしているということで、メインの龍牙などは今後、間違えることはないだろうけど、次とかでフォローが欲しいところ。

 

で、今回のMVPは佐々木さんですね。いや、ほんと、佐々木さんと小林一郎の初遭遇のシーンは面白かった。小林一郎が一番輝いていましたね。ここのシーンは実に筆が乗っている感じがする。面白い。

次点は「城島ポジションだ」かな。うん、不意打ちの面白さがありました。

個人的には小林一郎が助演として輝けば輝くほどこの作品は面白いなぁ、と思います。主人公的な行動とか展開とかより、佐々木さんとのくだり的なお約束ネタをしっかりとこなす部分、そここそ小林一郎が輝く部分でした。

 

ギャグあり、お色気シーンあり、助演として輝くシーンあり、ストーリー的にも盛り上がりもありで面白かった。次回はエルミーラがメイン回らしい。登場キャラの掘り下げも今回でしっかり出来たし、次も楽しみです。

通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?3巻

 

 母親同伴RPGも今回で第三巻。

うーん、メニュー見て注文したら思っていたのと違うのが出た感じかな。

 

今回はタワーダンジョン攻略とギルドだけど、どちらか一つで良かったような気がしますね。二つを生かしたストーリーではあるものの、片方だけにしたほうがもっと面白く、素材を生かせたんじゃないかなぁーと思う。

全体的にゆるーいお笑い番組のようなノリ。ギャグあり、お色気あり、各個人の成長は主人公だけ? 全体的にグダグダで、メリハリRPG世界に母親がいることをグダグダ方向に生かしちゃっている。しかもそれを最後に肯定する展開をしている。この作者、1巻でも同じようなギャグ展開を繰り返すパターンを多用しましたけど、3巻でも同じ手法を使うとか、笑いの引き出しがないのだろうか?

食器洗い対決、洗濯対決とあったが、敵キャラが自爆系キャラだし、倒し方もチートを使ってだし、うーん、そういうのじゃないんだけどなぁと不完全燃焼。単純に母親としての能力だけで圧勝してほしかったんだけどなぁ。

ギルドの使い方も、それ、別にギルドじゃなくね? だし。タワーダンジョンもダンジョンとしての特性をほとんど活用できていないし。RPGとしての要素を強調していかす方が、そこに母親という不確定要素が入って面白いと思うんだけどなー。RPG要素が適当するぎる。

 

お約束のお色気イベントは今回は母親だけでなく、サブヒロインたちがメイド姿や下着姿になるし、入浴シーンもある。そしてそれを最後の伏線的に使っている。それはまぁいいとは思います。

母親がいるせいでおかしくなっている、それはいいんだけどRPG要素が希薄だから、最後も今一つ盛り上がりを感じられなかったかな。

3巻まで来て、母親側に成長が見られないのも残念。いい加減、主人公と対話をしろよ、と。通常戦闘でいまだに先頭に出るのはなんでなんでしょうね? どうせなら通常戦闘は任せるようになったけど、ピンチになった瞬間、出張ってきちゃって倒しちゃうとかいう展開とか、救援を求められたから手伝ったらやりすぎてしまったとか、息子に守ってほしくて、わざとやられてみたとか、そういう色々なバリエーションがほしいかなぁ。

 

次はカジノらしいけど、面白くなる予感が全くしない。

もう切るかなぁ。

タイムスリップオタガール2巻

 

タイムスリップオタガール(2) (ポラリスCOMICS)

タイムスリップオタガール(2) (ポラリスCOMICS)

 

 30歳から13歳へとタイムスリップしたオタク女子の物語。

1巻で舞台説明が整ったから2巻は話が進展して面白かった。

 

30歳のオタク女子が13歳の頃へとタイムスリップして巻きもどっった話。1巻では巻き戻る過程とか、戻ってからの混乱とかが描かれていましたが、2巻では主人公・はとこも落ち着き、見えていなかった物事が見え始め、ダメなところから成長していく姿が描かれています。その描かれ方が、タイムスリップしたことによる効果とか、精神年齢が30歳とか、そういう一つ一つの伏線や組み合わせによるものなので面白いんです。

1巻ではただわめいているだけだったのが、ある程度落ち着いたのも大きい。

あと、ちょいちょい挟まれる96年ネタがたぶん同じ世代の人間にとってドンピシャの懐かしネタだから余計に面白いんだと思います。その当時連載されていた作品とかが伏字込みで上げられていて、懐かしさを感じます。

徐々に成長していく主人公・はとこ。2巻の終わりでまたタイムスリップしそうですが、何事もなく成長していく姿を見せてほしいなぁ、と思います。

 

個人的に、2巻で評価が急上昇した作品でした。

鳥獏先輩なに賭ける?

 

鳥獏先輩なに賭ける?(1) (アクションコミックス)

鳥獏先輩なに賭ける?(1) (アクションコミックス)

 

 くずしろ先生の新連載作品。

いったい何本連載抱えてるんだ、この人?

 

名前の通りの賭け事漫画です。ただし、賭けるもののスケール小さめ、勝負も小さめの日常的賭け事。主人公の馬締くんに「私と賭けをしない?」と声をかけてくる鳥獏先輩と棒倒しとかコイントスとか、指スマとかしてお昼のパンやジュースとかを賭けるだけの物語。それをくずしろ先生のセンスあるギャグとテンポ、美少女で描くので、この作品も面白いです。

何しろ、馬締くんには勝負をする際に立ちはだかる強大なものがあるからです。

そう、おっぱいが!

鳥獏先輩の揺れるおっぱいや挟まれるオッパイや視覚的になんかエロい感じになったオパーイとか、そういうのに惑わされて勝負に集中できません。うんうん、健全な男子です。

ゆえに色々な意味で面白いです。視覚的にも楽しいですしねっ!

 

開幕三秒くらいで土下座する鳥獏先輩と馬締くんとの小さな賭け日常。

これからも追っていきたいと思います。

味噌汁でカンパイ!4巻

 

味噌汁でカンパイ! 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

味噌汁でカンパイ! 4 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

 

 まさか表紙のシーンが本編でも描かれるとは。

こういうのもいいですよね。

 

本編のワンシーンを表紙で描かれるのもいいものですね。たいていは表紙専用絵ですけど、それが本編にあると、ちょっど驚きがあります。

4巻まで来て、味噌汁縛りを継続しているのが本当にすごい。それでいてストーリーにも絡めていて、今回は主人公・善の母親の味である味噌汁を見つけ、誕生日を祝うというのがメインストーリー。

ついに善くんが「お母さん」呼びするわ、二人の関係が進展するわ、ストーリーの展開が素晴らしいです。

今後この二人の恋愛事情がどうなっていくのか、その時に味噌汁だけでどう絡ませていくのか、非常に楽しみです。

 

寄宿学校のジュリエット5巻

 

寄宿学校のジュリエット(5) (講談社コミックス)

寄宿学校のジュリエット(5) (講談社コミックス)

 

 週刊少年マガジンに移籍とは人気急上昇中なのかな?

安定した面白さと主人公の高い好感度が良いです。

 

最近のラブコメ作品で大事なことは、いかに主人公の好感度を高くできるか。

読者がこの主人公ならヒロインに好かれるのもわかる、という主人公でないといけない。そうでないと、どんなに魅力的なヒロインを描いても、主人公に好感が持てないと作品をつまらなくしてしまう。

今回、主人公の犬塚はだいぶ好感度を上げてきました。ヒロインに諫められ、ガッついていた自分を反省したり、合宿で壁となる兄に挑んだり、うん、好感の持てる主人公をしている。

 

ストーリーも今までよりも真面目で、エロ系のサービスシーンも少なめ。でも、お話的には主人公の好感度を上げるのに成功しており=お話的に面白い。

サービスシーンは少なくても、ヒロインは相変わらず可愛らしいし、メガネ姿のペルシア様と蓮希は素晴らしかったです。敵キャラとして登場していたソマリのドレスアップシーンも非常に綺麗でした。

 

次からは週刊少年マガジンでの連載になるので、これまでより刊行スピードも速まりそうで、頑張ってもらいたいです。