オレが腐女子でアイツが百合オタで3巻

 

 

やがて君になる4巻

 

やがて君になる(4) (電撃コミックスNEXT)

やがて君になる(4) (電撃コミックスNEXT)

 

 百合漫画としては今一番有名なのかな?

だいぶ人間関係や心の動きがわかりやすくなってきましたね。

 

3巻まではけっこうふわっと描かれていた気持ちの動きが今回でかなりくっきりと輪郭を持つようになってきました。そして見事なまでのトライアングル。周囲に男性キャラはいても一切関わってこないのが素晴らしいですね。

今回は劇に向けて合宿回と七海先輩の闇が明確になってきた回ですね。劇の脚本から自身の心を描くのは、個人的にはカレカノを思い出させますね。あちらは観客である有馬くんが影響を受けて闇落ちしてしまうんですが、こちらは七海先輩が揺れ動いています。揺れ動いてますけど、七海先輩は侑に対してだけは卑怯ですよね。

そしてそれを軸に侑がどう動いていくのか、楽しみです。

 

あと、合宿回おなじみの入浴タイムでは、探り合いタイムの前に先手を打つ、とかその辺の駆け引きがリアルで面白かった。そうだよなぁ、普通そうなるよなー。他のアニメみたいに相手の胸にーとかより、こっちの方がリアルでエロいような気がします。

次の巻ではデートっぽいこともするみたいですし、今後も七海先輩の闇をどうするか描きつつ、百合要素を入れていくんでしょうねー。

文野さんの文具な日常1巻

 

文野さんの文具な日常 1 (ゼノンコミックス)

文野さんの文具な日常 1 (ゼノンコミックス)

 

 文具とOLを組み合わせた本作。

懐かしいし、面白いし、ちょっとエロスもあって、いいね!

 

35歳主任の牧田の隣に座る新入社員の文野さん。彼女が取り出すのは、1970年から90年までの間に出てきた懐かしい文具の数々で…。

笑った。いやいや、これはいい作品ですよ。まずテンポがいい。一話一話短くまとめられ、話のテンポが非常に良くなっている。また、一つの話に一つの文具でまとめているので話がスマートだ。その中でただ紹介するだけでなく、牧田主任の幼少時代の風景を描くことでより懐かしさを喚起させられる。

個人的には「ミニ四駆レースえんぴつ」が一番面白かったかな。ネオトライダガーZMCとビークスパイダーの対決もですが、キャップパーツが、キャップパーツの存在がめちゃくちゃ懐かしい気持ちを呼び起こしてきました。

全体的に30代ホイホイな内容なので、30代なら誰でも楽しめると思います。そしてちょっとだけ入れられるエロスな描写が良いアクセントになっている。

全体的なバランスが非常によく取れている作品。

 

面白いです。

天賀井さんは案外ふつう4巻

 

 スパイラルのコンビが組んで描かれた日常系伝奇コメディも最終巻。

最後の最後まで煙に巻かれたような面白さでした。

 

なんだろ、これ。シュールというか、凄いというか、面白いんだけど変な作品。4巻完結とコンパクトな終わりで、えーとこれはだいたい予定通りなのか? それともあんまり売れなかったから短縮されたのか? それとも伸びた方なのか? よくわかりません。ただ個人的には四巻で終わってしまったのは非常に残念でした。もうちょっと続いてほしかったなぁ。

謎に関しては3巻でほぼすべて明かされていたので、4巻は後日談兼作品の着地点に向けての着陸作業といったところ。天賀井さんが探偵のように謎を解く回はあれ? この回必要なの? とか思いましたが最終話でその理由が語られて、なるほど、と。

で、天賀井さんが名探偵として活躍する作品の連載はいつからですか?

第17話の部のみんなが天賀井さんについてあれこれ話す話が非常に面白かった。これまで天賀井さん中心に話が描かれていたので、読者からすると彼女の存在自体は特に謎でも何でもないんですけど、周囲の人間からすれば「怪しい」ですよね。

その辺を描いているのがこの作品らしいというか。この辺の、普通でない人物が普通であろうとする、という原作者の意図が面白いことはまっており、面白かった。

そして最後にまさか六十年後の姿をしっかり描いてくるとは。それもまたこの作品らしいですね。普通、ヒロインの老後の姿なんてあんなに鮮明に描きませんよ。

 

いやはや、色々な意味でルールブレイカー的な面白さがある作品でした。個人的には名作認定しちゃうような作品です。

うん、素晴らしいコメディ作品でした。コメディ、ですよね?

川柳少女

 

川柳少女(1) (講談社コミックス)

川柳少女(1) (講談社コミックス)

 

 本屋で新刊の所にあったから手に取りましたけど、2か月前の刊行なんですね。

で、なんなんですか、この可愛い女の子は!?

 

言いたいことを575の川柳で伝えるヒロイン・七々子と見た目怖いけど心優しい元ヤンキー・毒島エイジ、この二人のラブコメっぷりが、ラブコメ臭が、ラブコメの波動が、YABAI・ヤバい・やっばーーーい! です。

基本は四コマ形式で、落ちもあり、笑いもあります。四コマ漫画としてもかなりしっかりとした出来で、18ページの関連性という題の四コマとか、笑わせてもらいました。

そして笑いだけではないのがこの作品の凄いところ。

とにかくもう、ヒロインの七々子が可愛い! そして、エイジくんがいい子! そんな二人のラブコメだから読んでいて面白い! ニヤニヤしちゃう! 特にヒロインの七々子の行動が危険なくらいツボを突いてくる。

ああ、これが童貞を殺す女の子か、という攻撃力の高さです。あらあらあら、である。

もうポジションは文芸部部長と同じポジションで、この二人のラブコメを影から観察しているのが楽しい。

ああ、こんな面白いラブコメがあったとは、うかつでした。

特に後半にかけてはヒロインの七々子がラブの波動を隠さなくなってきているのでよけいに攻撃力を増している。

 

うん、2017年最可愛ヒロインが決定した気がしないでもない。

四コマとしても優秀だし、7月には2巻も出るという刊行スピードの速さも優秀だし、凄いねっ!

タイトルからまだ手を出していない人はもったいないですよ。これは、面白い。

おはようとかおやすみとか5巻(最終巻)

 

おはようとかおやすみとか 5 (ゼノンコミックス)

おはようとかおやすみとか 5 (ゼノンコミックス)

 

 いま、家族物をおススメするならこの作品しかない。

5巻完結は寂しいし、ちょっと心残りもありますよー。

 

5巻は4巻から引き続き、穂高たちの実母との問題。それが最初に始まって、意外にあっさりと終って、そのあとはもう後日談というか、いつもの日常に戻った感じもあり、それが日常となったことがこの作品の第一巻と比べたときの大きな変化なんだろうなぁと。

家族の物語なんですけど、同僚の嫉妬とか、フォローとか、恋愛とか友人とか、人間関係とか色々な部分が優しく、またリアルな感じなんですよね。共感が出来るというか、そうだよなぁと頷いちゃう感じ。それこそこの作品の魅力なんですが。

でもまぁ、家族の問題も片付いてしまって、家族として安定期に入っちゃったんですけど、ですけど! 和平くんと翠ちゃんの恋愛事情は投げっぱなしかよ! そこは、そこは描いておいてほしかった。何かしら、もうちょっと進展してほしかった。凄く微妙なラインで終わってしまったのが残念でしたかがないです。

すごくいい作品だけに、そこだけが心残りです。

 

現代的で、30代独身男性にはドンピシャで胸を抉ってきて、家族を恋しくさせる作品。

いい作品です。特別篇かなにかで、和平くんと翠ちゃんの恋愛を描いてほしいなぁ。

 

ひとくち、ふたくち、2巻

 

ひとくち、ふたくち、 2 (花とゆめCOMICS)

ひとくち、ふたくち、 2 (花とゆめCOMICS)

 

 石川県出身で前回サイン本があったからか、今回も平積み大量だった。

もー終始、イチャイチャしてて素晴らしい2巻でした。

 

1巻の時点で恋人同士になってキスまで済ませて2巻ではどうするのかなーと思っていたら、いちゃついてました。ええ、非常にほんわかする感じのいちゃつきぶりで、素晴らしかった。そうそう、こういうのでいいんだよ。1巻でゴールに到達したようなものなので、2巻は後日談及び恋人同士になって以降の素敵な二人の日常、これ素晴らしい!

甘ーい卵焼きのような、優しくてふわふわで甘い作品。なんか、ライバル登場みたいな煽りが帯にありますが、佐伯さんの安定感が素晴らしい。読んでいて気持ちがいい。クールな佐伯さんが恋人の真柴くんのことになると百面相になるし、真柴くんも結構素直に態度に出すから、優しい気持ちになる。

幸せそうだなぁ、いいなぁ、こっちまで優しい気持ちになるなぁ。と。僕の場合はなります。人によってはなんだよこれぇ! と嫉妬マスクになるかもしれませんが。

あと最終話で卒業後の大学生活についてもしっかり描かれているのが嬉しい。

 

ああ、本当にいい作品でした。作者には今後ともこういう優しい作品を描いてほしいなぁ。

次の作品も応援致します。